17世紀後半に源があると言われているハワイアンジュエリーの起源ですが、当時は、センチメンタル・ジュエリーと言われてました、それが、ヴィクトリアン・モウニング・ジュエリーと呼ばれるようになり、元々の発祥地でもあるハワイに至り、さらに発展し、今日のハワイアン・ジュエリーとなりました。
しかし、ハワイアンジュエリーの中にも、ハワインジュエリーの伝統と呼ばれるものが、二つあります。一つは、黒のエナメルの文字が入った14金のもです。もう一方は、エナメルを使用せず、文字を刻んだもので、レイズトレタータイプと呼ばれています。どちらも、ブレスレットや指輪に使われるのが、主流になっています。
伝統とも関係すると言えますが、ハワイアンジュエリーの正式名称は、ハワイアン・エアルーム・ジュエリーと言います。家宝の意味をもち、代々受け継ぐ者とされています。
今では、恋人同士や新婚夫婦の間の贈り物としても定着していますが、元々は、家の伝統を受け継ぐ大切なもとされていました。
仮に現在の日本でこの伝統を復活しても、面白いかもしれません。武家社会の世の中であれば、家宝は、先祖伝来の刀や槍、あるいは、甲冑もあったでしょう。
現代は、その刀などが、ハワイアンジュエリーに変わり、ある意味、戦後の象徴でもあり、また、国際化の象徴にもなるでしょう。
もっともその前に、家の観念が薄れてしまい、家宝を持つ時代でもないかもしれません。
少々寂しさを感じるかもしれませんが、伝統というのは、変わりながらも受け継がれていくものです。もしかしたら、一代限りの伝統、として、ハワイアンジュエリーが利用されるようになるかもしれません。